2015年6月16日火曜日

細菌が洗濯臭の原因なのだとか

梅雨時になると、洗濯ものが乾きにくい。なんとなくかび臭く感じることも多い。
「洗濯槽のカビ臭さの主な原因は、洗濯槽裏に付着したカビではなく、細菌が大きく関与していることがわかりました」と話すのは、ライオンのお洗濯マイスターで工学博士の山縣義文さん(以下「」内同)。“高温多湿”な今年の梅雨には、洗濯機にも例年以上の注意が必要だ。

「洗濯直後の機内の湿度は90100%、そのままふたをすると細菌が増殖してしまいます。使用後は洗濯機のふたを開けて、少しでも湿度を下げることが大切です。また洗濯機の乾燥機能を使って、洗濯槽の内部を乾燥させておくのもおすすめです」
 梅雨の期間は、どうしても室内干しが多くなるが、生乾き臭が気になってしまう。そんな生乾き臭を防ぐには、「洗濯が終わったら、すぐに干して、できるだけ早く乾かす」ことが肝心だ。室内干しにもコツがある。
「乾き方にも傾向があり、下より上、内側より外側の方が乾きやすい。なので、外側に乾きにくい長いものを、内側に乾きやすい短いものを配置した“アーチ干し”にすると早く乾きます。
ランダムに干すのと比べ、1530分早く乾きます。扇風機やクーラーの風を当てると、速乾性がより高まります。


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