2015年6月20日土曜日

膜のある食材やトロミのある液体はチンしない

濡れた猫を電子レンジでチンして「説明書きにそれは駄目だと書いてなかった。」と裁判した国のお話しは有名です。
常識的に考えて、NGのものはあります。

1.膜のある食材
殻や膜で覆われたものは、温度が上がると中の水分が膨張し、殻や膜が抑えきれずに爆発する危険があります。卵はこの典型例。
電子レンジで卵を調理する際は、専用の調理道具を使うか、割りほぐして膜や殻のない状態にしてからにする
この他、殻がついたままの銀杏・栗もやめておいたほうがよい。薄い膜で覆われているレバー・イカ・ソーセージ・たらこなども危険です。
野菜や果物でも、薄い皮に覆われているトマトやぶどうは、丸ごと加熱すると皮が破れ、中身が爆発して飛び散る可能性があります。
電子レンジにかける場合は、殻や皮をむく、細かく切る、串やフォークで穴をあけるなどし、蒸気が殻や膜内に溜まらないようにしてからにする。
2.とろみのある液体
カレーやトマトソースなどドロドロしたものは、マグマのように周囲にソースが飛び散ることがあります。液体を加熱して沸点に到達した後の急激な沸騰で、「突沸(とっぷつ)」と呼ばれる現象です。


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