2015年6月4日木曜日

和食は目でも食べるから


世界に冠たる日本料理は、自然の恵みに感謝し、四季折々の美しさと味を生かすのが、醍醐味です。

料理され食膳に饗されたものを、味もさることながら、食べる前に先ず目でたのしみます。

切り口の冴えや、彩り、器との調和、盛り付けの美しさは、日本人が長く培ってきた感覚の文化の極致でもあります。

料理人の繊細な心遣いを感じ取るときでもあります。

 

和食は季節感を大切にします。旬の素材をふんだんに使用していまし、加えて料理に大葉・笹の葉・紅葉の葉・南天・季節の花などが添えられるのも、日本料理ならではの風情とおもてなしの心の現われでもあります。

 

 

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