2015年6月5日金曜日

和食を食べるとき


和食の器は、芸術品です。持ち上げるときには、注意深く両手で丁寧に扱います。膳に置くときには、音を立てないよう、静かに置きます。

和食は、器を手に持っていただくのが基本ですが、手に持つ器と持たない器があります。

 

手に持ってよい器は、

椀物の器(ご飯茶椀、お椀)・小鉢・醤油の小皿・天ぷらのつゆ皿・どんぶりetc.

手に持たない器は、

焼き物の皿(焼き魚など)・揚げ物が盛られた皿(天ぷらなど)・刺身が盛られた皿・手のひらより大きな皿・重い皿etc.

 

割り箸

割りばしを割るとき、割りばしを縦にして、パカッと開くようにして割るのはやめた方がよい。左右に偏りができやすくなります。胸の高さよりも下の位置で、上下に引っ張るようにして割ります。

 

お寿司の軍艦巻きは、お醤油がつけづらい

雲丹やイクラなど、軍艦巻きになるネタは、もともと濃厚な味のものが多いので、つけるお醤油は少なめでも美味しく食べられるので、海苔の部分に、ほんの少しつければ、くずれません。

 

焼き鳥が、串から外れない

和食といっても、くだけたものもあります。

串物は、そのまま串ごと手に取って咥えて食べてもよさそうですが、串から外して食べるときは、箸で具をおさえ、串をくるりと回すと、スムーズに外れます。

 

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