2015年12月18日金曜日

2島については知っておいた方がよいこと

領土問題があるかどうか?ということについて、竹島と尖閣諸島を同列に論じ、国際司法裁判所に提訴すべきだという人がいる。
認識に間違いがあるのではないだろうか?

竹島は、第二次大戦終了時のラスク書簡もそうだしダレス書簡においても明白な通り、日本の領土である。
韓国が不法に占拠しているのだから、速やかに返還すべきなのだが、なんだかんだ言って返す気配はないし、国際司法裁判所に行くことは逃げ回っていると言うのが事実。

尖閣は、敗戦時にアメリカが日本を占領していたが、沖縄とともに日本の領土であることは国際的に明白であったから、中国も「我が国の領土をアメリカが占領するとは何事だ」ということは一切なかった。
日本の領土であると、中国も認識していたからに他ならない。
すなわち、尖閣に領土問題は存在しないということに、2島についての大きな差があることを知っていた方が良い。

日本側で尖閣に領土問題があるかのようなことを言えば、漁民などを使って現実的な実効支配を狙い、侵略占拠されかねないということになる。
現状では、ちょっかいは出してきても、それ以上の行動に出られないというのが、彼の国の立場なのだということです。

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