2018年1月11日木曜日

感謝されることのないタバコ吸い

タバコを吸う人の納める税金は、吸わない人達に替わって税金面で大きく貢献している部分があると思われるのですが、その割には感謝されるどころか邪魔者扱い悪者扱いされているようですが、それを仕方がないとして受け入れている。

タバコ吸いをのけ者にしたいのであれば、喫煙者のための施設や設備など、そして非喫煙者への配慮やクリーン活動の費用として一定額が割り充てられても良かろうと思うが、それはない。
悪者扱いされて終わりのように感じる。

たばこ税は、国たばこ税・地方たばこ税(都道府県たばこ税・市町村たばこ税)たばこ特別税・消費税で構成されています。
その内、国たばこ税は25%が都道府県や市町村に地方交付税として行きわたり、地方たばこ税はそのまま各都道府県・各市町村に納められます。

たばこ特別税は、「一般会計における責務の承継などに伴い、必要な財源の確保に係る特別措置に関する法律」別名「たばこ特別税創設法」によって課せられる事になった税金で、平成10年より施行されました。
これは日本国有鉄道清算事業団(旧国鉄)及び国有林野事業特別会計の債務などを一般会計に帰属させることに伴う負担を補うために創設されたのです。
簡単に言うと借金返済になるのでしょうが、タバコ吸いにのみ負担させて良いとは思えない。

こうしたたばこ税の税収は年間約2兆円を超えています。結局は借金返済のために使われているような気がしますが、一般財源の行方をたどると実に様々な費用に分けられている事が分かります。税を収めずに済んでいる人たちが感謝するどころか嫌煙権を主張するのであるから、喫煙間も主張できない弱者として不公平感を感じている人がいてもおかしくはあるまい。

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