2018年1月29日月曜日

幻のノーベル賞

ヨハネス・フィビゲル
鼠がゴキブリを食べて胃がんを発生したことで、癌は寄生虫が原因だとする説によりノーベル賞を受賞した。

山極勝三郎の「コールタールによる発ガン説」、即ち、人工的に発癌を起す実験に対しては、「寄生虫による発ガン説」のフィビガーがノーベル賞を受賞しています。
結果的には山極勝三郎が正しく、フィビガーが間違っていたということになっているが、当時としては致し方あるまい。人種差別からだったという人もいるらしいが、そういうふうには思いたくない。幻のノーベル賞と言われている。

ノーベル賞というのは取ろうと思ってとれる賞ではないが、地道な研究努力の結果であることは間違いない。
授賞当時に日本国籍ではなかった人も含め、日本由来の人は26人を数える。
授賞そのものではないが、ノーベル賞の対象となった研究に大きく関わって貢献した技術というのもある。

他にも、2017年にノーベル物理学賞を受賞した重力波の研究における観測技術にもまた、日本の技術が貢献している。
人類の発展に貢献している人が沢山、日本から出ていることは誇らしい。

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