2021年3月12日金曜日

世界で通用している名称は日本海

 

隣国は懲りもせず日本海をトンヘ(東海)?などと記載せよとわけのわからない大騒ぎしているが、東海なんて呼び名は他にいくつもある。

K国が言い始める遥か昔から、世界では日本海は日本海と呼ばれて通用していた。今更覆そうとしたところで通用しない。

 

1582年にイエズス会員マテオ・リッチらによってキリスト教カトリックが明国にもたらされた。明政府高官の中には、キリスト教に興味を示した者も多数存在したが、それはマテオ・リッチの布教態度に負うところが大きい。明人では、代表的なキリスト教信者として徐光啓の名が挙がる。マテオ・リッチは坤與万国全図(中国を中心とした世界地図)を作成し、皇帝に献上した。

彼は1582年にマカオに上陸し、広州で布教に従事した。彼は数学・天文学・地理学の知識や世界地図・地球儀・渾天儀などの機器を中国にもたらした。1601年には北京に赴き、神宗万歴帝に拝謁を許され、ヨーロッパの情勢などの下問に答え、時計を献上したという。

その頃の朝鮮は明国の属国であり、外交などは越権行為であった。

リッチは神宗の信任を得て北京に天主堂を建設することを認められ、数年の間で約200人の信者を得た。リッチはキリスト教の紹介書『天主実義』を翻訳、1602年には世界地図の「坤與万国全図などを中国語で著した。

漢字で地名が記されたそれには、日本の地図と日本海という名前が堂々と記されている。 

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