2021年3月23日火曜日

政情不安の国が多すぎる

 

ミャンマーの政情が定まらず、日ごとに死傷者が出ているというニュースを見ると、遠くの国だといってはいられない思いが募る。

我々が育ったころにはビルマと呼んでいたが、その国情を知る機会は少なかったから、どのような国かはわからない。

 

映画「ビルマの竪琴」は、中学校時代に全校学生で観に行った。

どのような内容であったのかの記憶はないが、教室での感想を述べあう時間に、教師が反戦を唱えるのに一所懸命だったことは覚えている。

インパールでは第2次大戦中の1944年、英領ビルマ(現ミャンマー)を占領した日本軍と、インドを植民地にしていた英国軍との間で、激しい戦闘が起きた。連合国軍の補給ルート分断を狙った日本軍の「インパール作戦」として知られ、日本側は食料や武器弾薬の不備などで3万人超の死者を出した。

インパール作戦 で死んだ日本兵の痕は「白骨街道」と名付けられ、撤退の悲惨さだけが教えられてきたが、スーチーさんの父上もいたという現地での独立運動とのかかわりはどうだったのだろう。

戦争を美化する心算はないが、英国や中国が噛んだ地には、ひきづっている問題が残っているように思える。

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