2021年3月13日土曜日

C国の思惑通りには進まなそう

 

中国で全人代が催され、コロナの押さえ込みに成功し、貧困は撲滅され、GDPも6%を目標にしてそれが可能であるとぶち上げたが、それを額面通りに信じる人は少ないであろう。

共産主義経済なのに不動産バブル崩壊だというのはもはや隠し切れないのではないのか。

元決済の経済圏はつくれそうもないし、目論見がバレてAIIBも陰りを見せているのではないのか。

尖閣で他国の漁船を追い回す国際法虫の現実を例に挙げるまでもなく、自国のやっていることが正義だとして、高飛車に他国にもそれに協調することを求める姿勢は、文化大革命時のときのように国内を一色に染める手法と変わらず、そこから派生する戦狼外交を押し進めれば、他国との信頼関係はできない。

近隣諸国とは常に揉め事を抱えている。これでどうやって発展できると言っているのか不思議でならない。

最大のネックは、人権問題や世界の常識・価値観とかけ離れた商習慣であるのは確かである。

他民族を膝下に組み敷こうとする体制も同様で、それがこの先長く続くとは思えない。

 

経済と環境を梃に米国との関係をなんとかできると思っているようだが、如何に中国贔屓のバイデン大統領といえど、米国民の9割が中国を敵視している中では難しい。

クワッドは着々とその地歩を固めつつあるし、ミサイル防衛網も遅かれ早かれ構築されるであろうし、世界の価値観とズレたままでは今後も発展するという保証はあるまい。

一党独裁の体制は簡単には崩れまいが、一国だけで世界に対抗できるとは思えない。

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