2021年3月9日火曜日

躍起になっても無理は無理

 

2021/2/26 -岸信夫防衛相は26日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島に外国公船から乗員が上陸を強行しようとした場合に、相手の上陸を阻止するため、自衛隊による「危害射撃」が可能との見方を示した。同諸島周辺の日本領海に侵入し、あまつさえ上陸までしようとする 相手に対しては、それを阻止するために危害を与える可能性を持つ「危害射撃」が許されることは警察官職務執行法7条に規定され、防衛相が海上警備行動を発令すれば、自衛隊に同法が準用される。

これに対し、中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は1日の記者会見で、外国公船が沖縄県・尖閣諸島への上陸を強行すれば、武器使用により相手の抵抗を抑える「危害射撃」が可能になる場合があるとの見解を日本政府が示したことに懸念を表明した。

「日本側は情勢を複雑化させる危険な行為をやめるよう促す」と述べたのであるが、躍起になって脅しにかかっているようだが何を見当違いな強弁をしているのかとしか思えない。

欲深さを露わにして日本の領土に侵略しなければ、銃撃されることなぞない。

日本側が尖閣に対する侵略に何も対応しないから、じわじわと実効支配の実績を積み上げようとしているのであろうが、限度を越えれば、いかに平和を望む日本だって黙っているわけはない。

 

アジアでの覇権を目指す中国は、日本でもし憲法が改正されたら、中国による覇権は遠のくから、日本人を使嗾して必死で妨害工作をする。

目論見が狂いそうな日本側の動きに焦った中国外務省の報道官が何を言おうが、相手にする必要はないのだが、情けないことに「中国を刺激するな」と声を上げる日本人が出てくる。

日本のマスコミは報道しないが、ウイグルでのジェノサイドは中国国内でも反対者がいるというし、台湾や香港や尖閣に手を伸ばすのはやりすぎで、行き詰る政策を続けることにならないのか?政治的にも習近平氏の立場は安泰ではなくなるように感じるのだが。

 

いずれにしても、領土領海を守るための国民意識を高めることに反するような動きをする者に対しては、国民として注意を向けなければなるまい。防衛の世論が高まることが、抑止力になる。

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