2015年9月18日金曜日

会話上手の人の相槌

何と言っても第一印象というのは大事です。
人間は出会って1秒のうちに14000もの視覚情報を取り入れ、その人のイメージを作りあげ、その人に対する好き嫌いのだいたいの印象を決めてしまうというからです。
会話に入る以前の問題です。
特に気をつけたいのは表情だといわれます。無意識でいると、だらしない顔をしていたり、不愛想に見えてしまう人はかなり多いのだとか。

初対面の挨拶の後の雑談の最初にふる話題は、無理して笑い話をするのではなく、相手が興味を持つ話をすることだという。
相手が「気になるなあ、教えてほしいなあ、ききたいなあ」と思う話は、盛り上がる。
例えば、「自分の本業に関わるおもしろい話」「健康の話」「スポーツ」「最近気になる商品」「おもしろかった映画や本」といった感じで。年齢や性別を選ばない幅広い小ネタを持てば、それだけで色々な人に対応できるようになる。

会話中の相槌も気を付けた方が良い。
「なるほど」「そうですね」「なぜですか」は好ましくないという。
「なるほど」「そうですね」はよくやりがちだが、相手の話そうという気持ちを削ぐことになるらしい。本当に話を聞いているのか不信感を抱かせることにもなりかねないという。

ではどうするか?というと、
代わりに使えるのが「さしすせそ」のフレーズ。
さ=さすがですね
し=知らなかったです
す=素晴らしいですね
せ=センスがいいですね
そ=それはすごいですね

これらは、相手の話に価値があると反応して、相手を気持ちよくするのだとか。
出会う人や知っている人のことを考えて、その人を楽しませようとすることは、雑談のひとときも人間関係も豊かにしてくれる。
好かれるひとというのは、そういうことがさりげなくできている。

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