2015年9月26日土曜日

この言葉を口にしていると貧の霊が寄って来る

「貧の霊」を呼ぶ言葉というのがある。貧乏神が喜ぶことをしていて良いことはない。

「いいなぁ~」
これが「良かったね」という意味でつかわれるなら良いのだが、
人のモノを見ると、やたら物欲しそうにする。さらに、「あなたは余裕があっていいよね。私なんて……」と同情を誘っておこぼれを頂戴しようとの魂胆があって使うのは、良くない結果を招く。
この言葉が口癖になっているのは、一見、相手を立てているようにも思えますが、「あなたのほうが恵まれているんだから、私にいろいろしてくれて当然」というさもしい根性が見え隠れしているからです。

「ちょっとちょうだい」
相手にとっては、自分の努力の結果得た物であるから、分けてあげる義理はそもそもないのだけれど、言われれば断るのが躊躇われる。
その結果、豊かなものに触れる機会が減ることになる。

「ついでにお願い」
車で出かける人に対し、「ついでに乗せてって」。
誰かが旅行に出かけると聞くと「ついでに○○買ってきて」等々。他人の動きに便乗して、自分の欲得を満たそうとするケチケチ発言です。

「困ったときはお互いさま」
この言葉はそもそも、助けた側が「気にしないで」という意味で相手にかけるもの。
それなのに、他者から何かしてもらっておいて「お互いさま」と言うのは本末転倒です。
他人の善意につけこんで自分が旨みを吸うばかりで、全然「お互いさま」の関係になっていないことをしていると、本当に困ったときにブーメランとなって返ってくる。

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