2018年5月16日水曜日

七面鳥の常識では通用しない

七面鳥というのがいる。
ご存知の通り、クリスマスの時などに食べられるかなり大型の鳥であるが、この鳥は喧嘩っぱやくてよく戦う。
しかし彼等には仲間内に暗黙のルールがあって、戦いの途中でとても敵わないと感じた側は、座り込んで降参の姿勢を示す。そうなると相手はそれ以上の攻撃はしない。
ところが、この七面鳥と孔雀を戦わせるとどうなるか?
大抵は孔雀が圧倒的に強い。
そこで七面鳥は彼らの常識に従って地面に蹲り降参の姿勢をとるのだが、それによって孔雀が攻撃をやめるということにはならない。
自分達の常識や暗黙のルールが、他では通用しないということである。





日本人はお人好しだから、他国の宗教やイデオロギーの本質を理解しないで、こちらが善意でいれば相手もそうすると思い込んでいる。というか、マスコミや識者?と言われている人たちによって思い込まされている。
彼らの口癖は、「バスに乗り遅れるな」と「日本が孤立する」であるが、そんなことはない。
何よりも、日本が譲れば丸く収まるということにしたいらしいが、主張すべきはキチンと主張しないと、返って信用されない。

日本人の常識が、世界中で通用するわけではないというのは、理解しておいた方が良い。
少なくとも、諸外国人の信じている神というものがどんなものなのかということや、イデオロギーの違いが作り出している社会がどんなものなのかということについて、触りの部分だけでもよいから学んでおいたほうが良い。

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