2018年5月9日水曜日

世論が支持しなかった?審議拒否

審議拒否をしていた野党6党が国会の場に戻るのだという。国会が審議の場となることには賛成するが、野党は今更どの面下げて?っていうのが偽らざる感想である。
真偽拒否していた理由も、戻るという理由も、説得力がない。

そもそも、全ては森友・加計問題に端を発している。
政局にしたいということからか、騒ぎに騒いだが、どこに違法性が有るとして問題視したのだろう?
森友が取得しようとした土地は、その後わかってきた情報を整理して考えてみると、元来がそんな高値をつけられるような物件ではなかった。
考えても見て欲しい。欠陥商品に法外な値段をつけて売ることができることがあるだろうか?
商品に見合った値段でしか売ることができないというのは普通ではないのか。
総理が、昭恵夫人がと、いかにもそこに不正があったかのように喧伝したけれど、そんなものはどこにもなかったのではないのかと思えてならない。

加計問題も、総理のお友達が開校することが怪しからん、ということだったが、もともと四国に獣医学部を開設しようというのは、民主党政権時代から続いていた案件であろう。
文部省の頑なな省令によって門前払いされてきたことが前に進んだということではないのか?
総理の案件だというのが問題視されているが、行政は政治家や総理の考え方が反映されて当然なのではないのか?
そこに不正が働いたというなら問題だろうが、1年も他の法案審議そっちのけで騒いできたけれど、そんなものは一つとして立証されていないではないか。

疑獄事件だというなら、三権分立の国としては司法がそれを調べるようにするのが筋ではないのか?安倍憎し、麻生憎しで、印象操作、品の悪いパフォーマンスに走り過ぎてしまったようにしか思えない。見る人は見ていて、うんざりしていた。
中身が薄すぎるのである。
それが証拠に、その間に野党は離合集散を繰り返すばかりで、その支持率は一向に上がらない。
マスコミのみにしか情報を得られない層がそれに引きずられて、与党の支持率が落ちたように見えるが、若者たちは冷静に判断していて、マスコミのアンケート結果とは違うようである。

これからの日本を支えていくそういった若者たちの考え方や判断を見誤ってはなるまい。
国会議員は国会の場において、言論により審議することで、国益を担うことを付託されているのだということを忘れたら、壊滅的な選挙結果を見ることになりかねないのだと心せねばなるまい。
反対ばかりを叫ぶのではなく、国民が賛同する対案を提示することを望みたい。

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