2018年5月25日金曜日

駆け引きをしていれば首脳会談は中止になるのに

米朝首脳会談の雲行きが怪しくなって来た。
この期に及んで北朝鮮がいろいろ駆け引きをしてみても、当初の目的が達成できないような会談をするのなら意味がない。
会談がされなくなって困るのは北朝鮮の側なのではないのか。

トランプ米大統領の支持率が50%に達したという調査結果があるらしい。
米国の調査会社ラスムッセン社が毎日行っている世論調査で、227日にはトランプ大統領の業績を支持する者が50%となりこの内35%が「強く支持」している。一方不支持率は48%で「強く不満を持つ」は39%
トランプ大統領の支持率が50%になるのは昨年6月中旬以来のこと。その後30%台にまで転落していたが昨年暮れ以降上昇機運にあった。
この50%という支持率が高いのかどうかだが、オバマ前大統領の第一期目の同時期の支持率が43%であったのと比較すると、かなり良い数字だと考えざるを得ない。

どういうわけかは解らないが、日本における報道ではトランプ大統領の支持率が極めて低いように喧伝されることが多い。
他国のことをとやかく言っても始まらないのに、また米国の国内事情を詳しく知っているわけでもないのに(或いは知っていて敢えてやっているのかも知れないが)、日本の報道でマイナスイメージばかり取り上げすぎると、見方を間違える結果だって招きかねない。
反対する人は、どこの国にだって居て普通なのではないのか?
公平・冷静な報道をして欲しいと思うのは、日本国内のみのことばかりではない。

この先、米朝会談が穏やかになされて、平和への道に進まねばならないときに、感情を煽るようなことは厳に慎まなければならない。現実がどう進んでいるのかを知ることは、日本にとっても重大事なのである。

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