2018年5月4日金曜日

天皇陛下の呼び方を

例によって逮捕の恐れが多分にあると言われている、李ミョンバク前々韓国大統領のときに耳にした人が多いと思います。
韓国マスコミ等では、は天皇のことを「日王」と呼びます。くだらないけれど、仰天の深い理由があります。

朝鮮は、周知の通り長い間中国の属国でした。李氏朝鮮の王さまを誰にするかの決定権は、なんと中国にあったのです。
中国の顔色を、いつも朝鮮の王様はうかがっているしかなかった。
朝鮮が独立できたのは、日本が『日清戦争』に勝って、清に、朝鮮の独立を認めさせたからである。そんなことも、韓国人は知らないでいるらしい。

日清戦争のしばらく前、中国が鬱陶しいと感じていた朝鮮国王はロシアに接近し、その軍事力で中国の干渉を躱そうと考えた。
そのとき、清から派遣されている袁世凱によって「廃位」をほのめかされていたのだという。中国の皇帝でもない、一介の軍人によってである。
このことから、偉さの順に並べると、中国(清)皇帝 > 中国皇帝の部下 > 朝鮮国王
だったということが明らかに解かる。
朝鮮の立場から見ると、日本の「天皇」は「天」「皇」という字が入っているので、中国皇帝と並び立ってしまうということになる。

朝鮮には大した根拠もないのに、昔から日本に「文化を教えてやった」自分たちは、日本よりエライ、日本から見れば朝鮮は敬うべき「兄の国」(儒教的な考えだと兄は絶対にエライ)と思い込んでいた。
それなのに、天皇という名前を認めると、自分たちのほうが「下」になってしまう。
「でも、日王なら、自分たちと同レベルだから、許せるニダ!」ということで、わざわざ日本の地位を引きずり下ろしたつもりになって悦に入っていたということになる。

明治初期に「征韓論」が巻き起こったのも、「幕府を倒し、明治政府をうち立てた日本」が、李氏朝鮮に挨拶の書状を持って行ったところ、「天皇」の名前に朝鮮がびびって、使者を追い返したという無礼なことが、たび重なったからだということになっている。
書状を受け取ってしまうと『天皇』を認めたことになり、中国さまに何を言われるかわからないということを恐れればそうなるのかも知れないが、いうに事欠いて「おまえらみたいな野蛮人とはつきあえん」みたいなけっこう失礼なことを言ってつき返してきたのだという。

まあ、その頃の朝鮮の立場を考えると、それもしょうがなかったかも知れないが、いまだにその頃から頭の中身が進歩していないということでは情けない限りではないのか?


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