2018年5月17日木曜日

信じ方の違いはあるだろうが

日本人は無宗教であると言われ、日本人自体もそうだと思っている人が多いが、本当にそうなのだろうか?宗教に依らず倫理観と道徳感を持ち備え、民度が高いというのはどこから来るのだろう?
宗教はないと言われるが、信心はある。神を敬うことが浸みついているから、日本人は国内国外を問わず神社詣でを好む。他国の神社や墓であっても、通りすがりにでも頭を下げ手を合わせることが自然にできる。
そんなことができる民族は、日本人以外にはないように感じる。

世界には、三大宗教とか四大宗教とか呼ばれるものがある。
1位 キリスト教 19億人. 2位 イスラム教 10億人. 3位 ヒンズー教 7億6千万人. 4位 仏教 3 億4千万人いると推定されている。

細かなことは抜きにして大まかに調べてみました。

ユダヤ教は、古代の中近東で始まった唯一神ヤハウェを神とし、選民思想やメシア(救世主)信仰などを特色とするユダヤ人の民族宗教である。
『タナハ』、『ミクラー』と呼ばれる書を聖典とする。これはキリスト教の『旧約聖書』に当たる書物である。ユダヤ人であることだけで救われると信じていた。

キリスト教は、イエスを救済者キリストと信じ,イエスの行動と教えを中心に神の愛と罪の赦しを説き,旧・新両聖書に基づき個人と社会の再生を促す宗教。
Christianity)は、ナザレのイエスをキリスト(救世主)として信じる。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多くは「父なる神」と「その子キリスト」と「精霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。他の宗教をイズムというが、キリスト教のみクリスチャニティという。

世界にはイスラム教徒が13億人いると. いわれている。
7世紀にムハンマドが創始した宗教で、イスラームともいう。
晴天であるコーランに基づく信仰、儀礼をもつ。
クライシ族出身のムハンマドは,610年にメッカ近郊で天使ガブリエルの声を聞いて以来しばしば天啓を受け,アッラーの預言者のとしての自覚を深めた。イスラムとは「神に帰依すること」を意味し,その信仰の中心はアッラー,天使,預言者,啓典、最期の審判などを信じることである。イスラム教徒はみずからをムスリムと呼ぶ。ムスリムはアッラーの前で等しく平等であるとされ,この平等主義が,イスラム教が世界宗教となった理由の一つと考えられる。
イスラム教は武力征服や貿易商人の力によって各地に広まり,今日ではアラビア半島を中心に,アジア,アフリカ,ヨーロッパに信者が多い。
聖典「コーラン」やムハンマドの言行を記録した「ハディース」などが教義。

上記三つの神は、万物を創造した唯一絶対神であり、人はその死後、最期の審判により天国に行くか地獄に行くかが決まる。
神と人をつなぐのは、預言者と呼ばれる神の啓示を聞くことができる者である。

ヒンズー教は、もっとも古い組織化した宗教の一つです。その聖典は、紀元前1400年から1500年にまで遡ります。ヒンズー教は、何百万という神々を持つ最も多様で複雑な宗教の一つでもあります。インド・ネパールの民族宗教といわれている。

仏教は、万物の創造主というのは想定していないようである。
一切法(万物)は因縁生、即ち、万物は原因が縁に触れて結果を顕すのであり、それを理解できるようになることをもって悟りだとする。全てが理解できた者を仏という。極めて哲学的な教えだということになる。

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