2018年5月18日金曜日

滅びの道を選ぶとでもいうのだろうか?

大方の人が予想していた通り、案の定米朝会談を中止するかのような揺さぶりを北朝鮮が口走り始めた。
曰く「一方的に核放棄を要求するなら」というのが、その主張である。
今更何を言っているのだ、という他ない。
米国を始めとする諸国は、それが最初からの条件であり、北朝鮮はそれを飲むしかないという状況まで追い込まれて、疎遠だった中国に泣きついてまで、北朝鮮は会談に応じる下準備をしたのではないのか?
それでも、リビア方式になることは避けられず、習近平氏も米朝会談が成功しない限り、経済援助はできないと伝えたようである。

折角融和ムードができたのだから、北朝鮮の核を一部認めてでも会談をしたらどうかと、日本の左派といわれる人たちも躍起になってその方向付けをさせようとしているらしいが、馬鹿を言ってはいけません。日本が蚊帳の外にならないようにとの理論を臆面もなく言いふらすが、どこが蚊帳の外だといえるのか?
米国の軍事的圧力と、日本の経済援助はセットのものであり、国際社会が賛同してなしてきた経済制裁は実に有効に効いていることの表れである。マスコミの報道も変だ。
ここで手綱を緩めてしまったら今までと何も変わらないということになり、全くの無意味な会談となってしまうということになる。

もしも米国が、北朝鮮の核保有を認めるということにでもなったら、対抗上日本も核兵器を持つことになってもそれに同意するということでの意見であるのなら解らなくはないが、そんなことではなく、何としても北朝鮮を庇いたいがゆえの世論誘導に思えてならない。
人権を言い立てる人たちが、こと北朝鮮のこととなるとなぜか庇いに入る。
金王朝のために途端の苦しみに喘ぐ人民のことは、一切口にしないのも不思議である。

朝鮮に核を認めたら、当然のこと自衛上日本も核を持つという意見が多発するに決まっている。日本の技術力と精度が作り出す核兵器は、北朝鮮のものなど比較にならないくらいの脅威となるであろうことは、世界の常識である。
それを知らない筈もない輩が、目先をそらそうと能天気なことを軽々に言うことを信じ、容認するわけにはいかないではないか。

米軍と国連軍の指令官が居るのは、日本の横田である。
いざ紛争勃発ということになったら、同盟関係にある日米の協力なしに韓国が動けるわけがない。
日韓には同盟関係があるわけではないことすら知らない韓国は、従北であり、蝙蝠のようにひよる文政権にまかせきりではどうにもなるまい。
板門店ではなくシンガポールを会談場所としたのは、明らかに韓国外しである。
当事者であるのに、感情ばかりが先走って冷静な判断ができず、米軍に出ていけと平気で言える国民性には呆れるほかないとなったのであろう。
韓国人が米軍を嫌い、米軍も韓国人が嫌いだというのは、最早常識に近い。

国を守ることをそcchのえで、南北統一などと浮かれているが、実は近親憎悪に近いくらい互いに嫌い合う教育を受けている両国がうまく行くはずがあるまい。

そういう現実の中で、世界は難しい判断を迫られているのである。そういう配慮が抜きで動かれたらとても困るのだということだけは確かである。

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