2021年5月23日日曜日

お祓いでもしてみたら如何か

 

流石シャーマン国家である。未だに呪いの鉄杭なるものを信じているらしい。

 

彼らが問題にしているのは、インフラ整備の為に測量上欠かせなかった三角点の杭なのである。

口を開けば、朝鮮から財物を搾取したというが、どこに財産らしい財産があったというのか?紛れもない極貧国であった。国を近代化するには必要であった。

朝鮮に対しては、掠取どころか日本本土の開発を後回しにしてまで、国家予算の10%にも及ぶ資金を注入していたのである。

呪いをかけられた国の人口が倍増するわけがないし、国民が文字を読めるようになるわけがない。

どんな愚か者であっても、考えるまでもなく解かる。

 

韓国は日韓併合時代に日本軍が測量のため三角点、基準点として打ち込んだ鉄の杭を、「朝鮮民族の精気を断つための呪いの杭」だと決めつけ、これを引っこ抜く事業を政府として推進してきた。

2015年にもなってでさえ、「呪いの杭」などという前近代的な妄想に縛られ右往左往していたのですから、その民度や国民の良識がいかほどのものか知れる。

 

金泳三(キム・ヨンサム)政権の内務部(現・安全行政府)が推進した鉄杭除去事業は1995215日の閣議決定を経て光復50周年記念力点推進事業に採択された。主務部署長のパク・スンジュ課長(内務部地方企画課)は全国で鉄杭実態調査が真っ最中だったが、記者とのインタビューで政策推進の背景を説明したことはあった。

「今も一部国民は日帝が国土の血脈遮断のために明堂の穴に鉄を溶かして注いだという噂を信じている。それは一種の精神的被害意識だ。光復50周年の年に政権が鉄杭除去した理由は国民の漠然とした対日被害意識を払拭させるためだった。」記者がパク課長に全国の名山に打ち込まれているという鉄杭が日帝の風水侵略を立証するほどの資料や証拠が確保されているかを訊ねると、すぐにパク課長は「客観的な証拠は把握できない分野」と答えなかった。

風水家、チェ・オジュン氏は白雲台鉄杭は、白頭山から北岳に入る気の脈を切る目的であり、漢江(ハンガン)の力を殺そうとした。また蔵風の効能をなくそうとするなどソウルの風水を微塵に破ろうとする風水的呪術と定義した。しかし、鉄杭除去を推進してきたチェ・オジュン、ソ・キルス教授、ク・ユンソ会長など、誰も日帝が風水侵略の目的で打ち込んだことを合理的・客観的・科学的に立証できる根拠を提示できなかった。噂と口伝が確実だから日帝の仕業というレベルだから、民度の程度が知れる。独立記念館も白雲台鉄杭を、ただ寄贈者の話だけ信じて展示した。

国立民俗博物館に展示された六つの鉄杭のそばには、次のような説明文がついていた。「民族抹殺政策の一環で日本人たちは私たち民族の精気と脈を抹殺しようと全国名山に鉄杭を打ち込んだり、鉄を溶かして注いだり炭や壷を埋めた。すなわち風水地理的に有名な名山に鉄杭を打ち込んで人材輩出と精気を抑えようとしたのだ。」

当時鉄杭除去の専門家だったク・ユンソ会長、ソ・キルス教授も日帝の風水侵略用鉄杭には根拠がないという事実を率直に認めた。ク会長やソ教授は地方自治体の鉄杭捜索要請を受けていくつかの地域で調査作業に参加した。その結果、軍部隊が打ち込んだものや木材電柱支持用、鉱山や山坂での物運搬用と判明した。

それにもかかわらず、役人たちは「日帝の鉄杭にしてくれ」と哀願する場合が大部分だったという。

 

鉄杭の情報がある地域を調べた結果、興味深い事実が発見された。測量基点に活用される大三角点、小三角点と住民たちが鉄杭情報を提供した地域が相当部分一致していた。

 

未だに呪いの鉄杭だと信じている者が多いというから、まあせいぜいお祓いなどに励んでみるがよかろう。

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