2021年5月27日木曜日

中国もロシアもそこは日本領だとしていた

 

産経新聞によると、16世紀半ばに中国(明)で作られた日本地図に現在の韓国の鬱陵島が記されていることが20日、島根県竹島問題研究会の調査で分かった。

地図は、倭寇からの防衛などを目的にまとめた書物に掲載され、日本の領域を意識したことがうかがえる。鬱陵島より東南東にある竹島(島根県隠岐の島町)の記載はみられないが、研究会は、位置関係などから、中国が竹島や鬱陵島を日本領とみていたことが推測できるとしている。

中国は当時、明の時代で、朝鮮半島で勢力を持っていた李氏朝鮮と君臣関係にあった。研究会は、倭寇からの防衛目的で中国がまとめた別の書物にある朝鮮地図には、鬱陵島と竹島が記されていないことも確認、中国が明確な意思をもって竹島などを日本領とした可能性があるという。

地図2点は、日本地図が「日本国図」(1561年)、朝鮮地図が「朝鮮国図」(1562年頃)。ともに中国の役人で地理学者の鄭若曾(ていじゃくそう)が地理書「日本図纂」と「朝鮮図説」にまとめた。研究会関係者が2月、復刻版を調べた。

研究会は「鬱陵島を日本地図に記し、朝鮮地図に記していないことは、(当時の中国が)竹島などを日本領とみていた裏付けになる」と話す。

調べれば調べるほど、韓国民が火病を発症しかねないことが次々に浮かび上がってくるが、宗主国さまがそうおっしゃっているのであるから仕方ないが、日本は鬱陵島なぞいらない。

韓国が独島などと言っている島のことなぞ知らないが、日本と戦って占領したならともかく、不法に上陸して不法に占拠している竹島は返せ、でいい。

悪いけれど、日本は韓国と戦って負けたことなぞない。韓国による不法占拠が続く竹島(島根県隠岐の島町)を日本領として記載した20世紀初頭のロシア日本地図もあるのだという。地図の刊行は日露戦争(1904~ 05年)中のことであり、当時の敵国であるロシアでさえ竹島を日本領と認識していたことを示す重要な資料であるという。西隣の「マツシマ(ダゲレト)」と表記された鬱陵島(うつりょうとう)まで含めて日本領とされていた。

この4月、韓国の東北アジア歴史財団は「日本が知らない10の独島の真実」と題した小論をネット上に公開し、韓国側の竹島研究の一斑を示した。結論から言えば、「韓国が知らない10の独島の虚偽」とすべき内容で、歴史的根拠がないまま竹島の不法占拠を続ける韓国側の実態を露呈するものとなった。

今回、東北アジア歴史財団が「日本が知らない10の独島の真実」を発表した背景には、20082月、日本の外務省が刊行した小冊子「竹島問題を理解するための10のポイント」の存在がある。韓国側ではすでに20084月、東北アジア歴史財団と韓国海洋水産研究院等が反論を試みたが、いずれも成功していない。

外務省の「竹島問題を理解するための10のポイント」の「1.日本は古くから竹島の存在を認識していました。」では、韓国側が竹島を朝鮮時代の于山島とする根拠としてきた『東国文献備考』の記述には改竄がなされていた事実を指摘しているが、それに対する反論ができずにいるからだ。この事実は、「于山島=竹島」とする前提で竹島の領有権を主張して来た韓国側の論拠が崩れ、韓国側には竹島を占拠する歴史的根拠がなかったということである。

だが東北アジア歴史財団がまとめた「日本が知らない10の独島の真実」では、依然として「于山島=竹島」の前提で論を進め、厚顔無恥な日本批判を繰り返している。東北アジア歴史財団の「日本が知らない10の独島の真実」を「韓国が知らない10の独島の虚偽」とする理由がここにある。

 

他にも、2020/10/23 -鬱陵島(左)と竹島との間に日韓の国境線が引かれている(米国国立公文書館所蔵)や、1953年と54年に発行された米国空軍の航空図に日本領と記載されているから、日本だけを相手にして頑張ってみてもいずれは息切れするしかあるまい。

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