乾燥イチジクを練り込んだケーキを食べたら、意外に美味しかった。
葉っぱを落としていたイチジクの芽が、このところの暖かさで膨らんできました。
花を咲かせずに実をつけるように見えるので、漢字で無花果と書き表すイチジクは、実際には、花軸が肥大化した花嚢(かのう)の内面に無数の花をつけています。
花を咲かせずに実がなるということは無いようです。
夏に旬を迎えるイチジクは、生でそのまま食べても、砂糖で煮てコンポートにして食べても、ケーキに焼きこんで食べても、乾燥して食べても美味しい。
イチジクの果実には、プロテアーゼという蛋白質分解酵素や、コレステロールの吸収を抑えるペクチンなどが含まれていて体に良い食べ物ですから、買ってきてよく食べます。
このイチジクには、ベンズアルデヒドと呼ばれる抗癌物質が含まれていることも最近解ってきたのだといいます。特に肝臓がんに効果的な物質なのだそうです。
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