2014年4月18日金曜日

呼び方が「げっこうぼさつ」ではなくて「がっこうぼさつ」なのは


TVで、薬師三尊の画像を見ました。

修学旅行で拝観したのを思い出します。

薬師如来を中尊とし、日光菩薩を左脇侍、学校菩薩(がっこうぼさつ)を右脇侍とする三尊で薬師三尊は安置されます。

 

月光菩薩は、どうして「げっこう」ではなく「がっこう」と読むのでしょう?

月光菩薩は月の如き清涼をもってして衆生を救済するのだといわれます。

日光菩薩・月光菩薩は、薬師如来のおわす浄土である東方瑠璃光世界の菩薩であるとされます。

菩薩とは、菩提薩埵(ぼだいさった)」の略で、悟りを求める人の意味を表す仏語。

悟りを求めて数々の修行に打ち込む仏教界の段階の位で、文殊・観音・弥勒・勢至・普賢・地蔵菩薩などの名は、寺院に参拝すれば、その働きはしらなくてもよく耳にします。

釈迦の前世の称号であり、将来は仏になるものの意味を持つのだといいます。

 

「がっこう」とは、その仏がもたらされたときの用語がそのまま残ったのでありましょうが、俗世のものと区別するのに都合が良かったのかもしれません。

正月が「しょうげつ」ではなく「しょうがつ」と読むのも同じ。

 

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