トンビの子だと思っていたがタカだったらしい倅は、ヨーロッパに留学して、お陰様で錚々たるお師匠さんに恵まれ、帰国後も毎日ピアニストとして励んでいます。
最近、教育番組などをTVなどで見ていて述懐するのは、先生の情熱が如何に自分の才能に影響力を持ったか、ということです。
ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ教授
セルゲイ・ドレンスキー教授
エリザベート・ドォヴォラーク・ワイスハール教授
マルタ・ソシンスカ教授
ミハル・レゼック教授
音楽修行の折々に師事した教授たちが、とことんレッスンにつきあってくれた情熱は圧倒的で、
そのエネルギーは、「こんなに自分を思ってくれるのだ」と感じたとき、今にして思えば能力が伸びた時なんだったと解るというのです。
薫陶するという言葉は、ちかごろ聞かなくなってしまいましたが、教えるということはそういうことなのかも知れません。お互いをのめり込ませてしまう何かがあるのです。
親としては何も協力できないのですが、日々のレッスンが始まると、自室にこもって邪魔をしないことにしています。
今週末には、招かれてチェコにピアノ演奏のため出かけます。
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