「号泣」を辞書で引くと、大声で泣くことと出ていますが、TVなどでキャスターやらアナウンサーやらがタレントが涙ぐんだくらいのことを、誰それが号泣したとニュースにするのに違和感を覚える。
まあ、どうでもいいんだけれど・・・
「涕泣」を引いてみると、涙を流して泣くことと出ています。
読み方が同じ「ていきゅう」でも、こちらの「啼泣」は、声をあげて泣くと出ています。
泣き方は、むずかしゅうございます。
「鳴く・啼く」も泣くことは同じですが、鳥や虫に使われることが多いようです。
行く春や鳥啼き魚の目は泪 松尾芭蕉
(春はもう逝こうとしているが、去って行く春への愁いは、無心な鳥や魚まで感ずるとみえて、鳥は悲しげになき、魚の目は涙があふれているようである。)
(春はもう逝こうとしているが、去って行く春への愁いは、無心な鳥や魚まで感ずるとみえて、鳥は悲しげになき、魚の目は涙があふれているようである。)
鳥の囀りは楽しそうだし、ウオの目に涙が出ているのがわかるのか?なんて、無粋なことを言っちゃあいけません。
ヤエザクラ
ミネザクラ
0 件のコメント:
コメントを投稿