卵が先かニワトリがさきか?っていうダイ命題は、タマゴが先ということになっています。
しか~し、辞書が先か言葉が先かということになれば、そりゃ言葉でしょう。
どうも言いなれてきた言葉を、辞書がこうだからといって急に変えられると、居心地が悪い。
TV番組の紹介で出てきたタレントが「よなみ」と言うから一体何のことなのか解らなかったが、「余波」のことを言っているらしい。
「きんいろよるまた(金色夜叉)」並みに聞いている方まで恥ずかしくなるが、こういうのは単なる無知だから仕方がない。
さて、昨日の「ご苦労様」か「お疲れ様」かに続いて、「だい」か「おお」かについてです。
TVのレポーターが、オオモンオオモンというから、久しぶりに辞書なるものを引いてみました。大物のことでも横紋のことでもなく、どうも「大門」のことらしい。
そう致しましたら、ダイモンもオオモンも両方出ていました。
だけど、オオ問題だとかオオ文字焼きとは言うめえ。オオは、どうも口調が悪い。
大舞台も、最近は何故かオオブタイっていう方が多くなったみたいです。
前にも書いたことがありますが、「大舞台」を、「だいぶたい」と読むか「おおぶたい」と読むかについては、異論があるようです。巷間で話題になったのは数年前からです。
重箱読み・湯桶読み、日本語はなかなか難しいようです。
NHKの「ことばのハンドブック」や「アクセント辞典」では、古典芸能以外の“活躍の場”といった意味のときには「ダイブタイ」と決めているようですが、一定ではない。
大地震はオオジシン、大震災はダイシンサイというのも、よく話題になります。
大地震はオオジシン、大震災はダイシンサイというのも、よく話題になります。
地震も震災も漢語ですが、言い易さも加わってくるのでしょうが、慣用的に言い習わされて広まって定着してしまうのも、言葉遣いの特性かもしれません。
放送では、古典芸能のときは[オーブタイ]のみ、それ以外のときは[ダイブタイ]または[オーブタイ]の両方の読み方をするようです。
要するに読み手の勝手。
大○○という言葉があったとき、「ダイ」なのか「おお」なのかは、そのあとにくる○○によって変わることが多いようです。
○○の部分が、日本古来の言葉(大和言葉)であれば「おお」となり、伝来した漢語であれば「だい」となる。
例えば、大地主、大一番、大御所、大相撲、大太鼓、大道具、大広間、大部屋、大晦日、大番頭、大捕物、大荒れ、大食い、大引け、大目付、大事などは「おお」となり、
大家族、大地震、大規模、大元帥、大自然、大前提、大多数、大動脈、大惨事、大部分、大問題などは「だい」となります。
舞台は日本語(和語)ですので「おおぶたい」となりますが、歌舞伎から出た言葉でもあるらしく「おおぶたい」と言いますが、「だいぶたい」と読んだ方が語感的には馴染むように、私には思えます。
大○○という言葉があったとき、「ダイ」なのか「おお」なのかは、そのあとにくる○○によって変わることが多いようです。
○○の部分が、日本古来の言葉(大和言葉)であれば「おお」となり、伝来した漢語であれば「だい」となる。
例えば、大地主、大一番、大御所、大相撲、大太鼓、大道具、大広間、大部屋、大晦日、大番頭、大捕物、大荒れ、大食い、大引け、大目付、大事などは「おお」となり、
大家族、大地震、大規模、大元帥、大自然、大前提、大多数、大動脈、大惨事、大部分、大問題などは「だい」となります。
舞台は日本語(和語)ですので「おおぶたい」となりますが、歌舞伎から出た言葉でもあるらしく「おおぶたい」と言いますが、「だいぶたい」と読んだ方が語感的には馴染むように、私には思えます。
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