五月人形として飾られる鍾馗様は、魔除けとしての意味があります。鍾馗像を屋根に置く風習のある地方もあります。
これは、むかし京都三条の薬屋が立派な鬼瓦を葺いたところ、向かいの家の住人が突然原因不明の病にかかってしまいました。鬼瓦に跳ね返えされた瘴気が向かいの家に入ったのが原因だということになり、鬼より強い鍾馗を作って魔除けにしたところ、その家の住人の病が完治したというので広まったのが謂れだといいます。
このところ正気の沙汰とは思えない殺伐としたニュースを耳にすることが多い。
鍾馗様が怒る前に、自分の正気様が怒るようにしないと、世の中が乱れるように思えてなりません。
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