2014年6月21日土曜日

山茱萸(サンシュユ)の黄色い花と赤い実


「山茱萸」(さんしゅゆ)は、音がにているので山椒と間違えるが、全くの別物です。

ミズキ目ミズキ科の落葉小高木で、春に桜の咲くより少し早い頃黄色い花を咲かせ、秋には赤い実をつけます。



 

内部にある種子を取り除き乾燥させた果肉(正確には偽果)は生薬に利用され、強精薬、止血、解熱作用があるとされます。

 

 

山茱萸というと思い出すのが稗搗節(ひえつきぶし)。稗搗とは、稗を脱穀すること。

壇ノ浦の合戦に敗れて落ち延びた平氏が、宮崎の落人部落に隠れ住んでいる所に、追討のために遣わされた那須大八郎と平氏の鶴富姫の悲恋を歌った歌なのだというが、物悲しいメロディーです。

カラオケなどというものが無かった頃、宴会というと必ず誰かが歌ったものでした。

勿論、アカペラ、手拍子でです。

庭のサンシュユの~木~に 鳴~る~鈴~懸けてヨーオーホイ・・・

 

山椒の葉

 

 

 

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