2014年6月25日水曜日

絶滅寸前で幻の花と言われるアツモリソウを見ました


何年か前、礼文敦盛草を見たいが為に礼文島に行ったことがありましたが、いかんせん、7月の下旬では時季が遅すぎて、残念ながら花は終わっていました。

 

6月23日、入笠山にはアツモリソウがまだ咲いているというので、でかけたところ、黄色のアツモリソウと、紫色のカマナシホテイアツモリソウを見ることができました。


 

 

敦盛草(アツモリソウ)は、 蘭(ラン)科の植物であり、 大きな花が特徴的なことから人気がありますが、 栽培は難しく幻の花 と呼ばれています。(根が広範囲に張るための余裕が必要らしい)

心ない人たちによる乱獲 によって、どこの山でも絶滅寸前の植物です

 

非常によく似た花でクマガイソウ(熊谷草)というのもあります。

 

アツモリソウもクマガイソウも、その名の由来は、膨らんだ形の唇弁を昔の 武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てたことによるのだといわれます。

源平の合戦で有名な熊谷直実(くまがいなおざね)と平敦盛の名が冠せられたというのです。

 

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