高い山や深い山、静かな大海原を見ていると、大自然の偉大さに惹きこまれ、思わず畏まってしまいます。
昔、修行僧や修験者が深山に籠り修行したというのが頷ける気がします。
そこは最も神に近い場所なのであり、神の声を聴ける場所なのかもしれません。
山や海の近くに住み、そこで生計を営む人たちが、小さくても祠を祀り日々感謝の気持ちを込めて敬虔な祈りを捧げているのを目にすることがあります。
身体の奥底に感じていることを素直に表しているように思えるのです。
いつのころからか山が好きになり、人が余りいない高山に登るようになりました。
朝は朝で、昼は昼で、夕暮れ時は夕暮れ時で、何ともいいようのない厳かな気持ちに浸ることがあります。言葉にして人に伝えることができない感慨です。
人は、偉大なるものに対し恐れ畏まるという機会を持った方がよいのだと感じます。
些末な悩みに捉われていることから解放してくれる偉大なるエネルギーに触れるということですから・・・
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