2014年6月9日月曜日

マニュアル言葉から抜け出ないと


最近はどこに行っても同じ言葉づかいがされている。

とんでもない言い回しもあるけれど、大体が標準語であり、お土産と一緒で、どこへいってもそう変わりがない。

 わが信南でも、第二のふるさとのお江戸でも、ちょっと旧家でつかわれる正調お国言葉をときに耳にして、美しい言葉に美しい魂が宿るのかななんて思うくらいのものになってしまいました。

 

 ことばが精神をつくる。私は最近伝法になっちまってるけど・・・。

 外国語の前に、正しい日本語をまなびませふね。

 

 先日、車に乗ってるときに聞いたラジオでのはなし。概要はこうである。

 フェラガモの靴を買いに行ったんだと。

けっこう高かったんだけど「これにします。」と決め、店員に包んで貰っていると、「おつかいものですか?熨斗はどうしましょう?」と聞かれたんだってさ。

(おいおい、さっき足に合わせて選んで決めたときの係りはあんただろう。自分が履くのにきまってるじゃん。)

 

 ようするに、マニュアルに沿ってしかしゃべれねーんじゃ、心のこもった言葉とはいえめーよ。

 

 

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