2014年6月6日金曜日

ザクロの実を食べた鬼子母神


柘榴(ザクロ)の花がいま盛りです。

 

ザクロには多くの品種と変種があり一般的な赤身ザクロのほかに、白い水晶ザクロや果肉が黒いザクロなどがあります。

 


ザクロには。ビタミンC・ビタミンK・カリウム・繊維質が多く含まれるが、なによりも女性ホルモンであるエストロゲンが含まれているということで、ザクロを使った製品が多いことで知られています。


女性によいばかりではなく、男性にも効果があるのです。エストロゲンを補うことで、血管が拡張しやすくなり、血行を促進することが分かっています。

また、エストロゲンは血管を収縮させるカテコールアミンを抑制します。

 

ザクロと言えば思い出すのが鬼子母神。

鬼子母神は500人の子を持つ母でありながら、常に人間の子を捕えて食べてしまうことから、多くの人間から恐れ憎まれていました。

見かねたお釈迦様は、人間を救うと共に鬼子母神をも救済しようとして、彼女が最も愛していた末子・愛奴児(ピンガーラ、プリンヤンカラ)を隠してしまいました。

彼女は半狂乱となって世界中を7日間探し回ったのだけれど発見することができませんでした。助けを求めてお釈迦様に縋ると、お釈迦様は、500人もいる子の一人を失ってもそんなに悲しいのだから、人間の親が少ない子を失う苦しみがどれ位のものかと悟らせ、仏法に帰依させました。

代わりに与えたのがザクロ。(ザクロが人間の子の味ににているかどうかは知りません)

そうして彼女は仏法の守護神となり、子供と安産の守り神となったのです。[

 

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