2014年10月16日木曜日

弥勒は救世主なのだという


弥勒は、釈迦牟尼仏の次に仏陀となることが約束された菩薩(修行者)で、釈迦の入滅後567千万年後の未来に現れて、生ある者全てを救済するとされる。

それまでは兜率天で修行しているといわれている。

 

兜率天とは、須弥山の頂上、12油旬(ユシュンは、長さの単位)の処にある天部で、七宝の宮殿があり、無量の諸天が住しているのだという。

これには内外の二院があって、外院は天衆の欲楽処で、内因が弥勒菩薩の兜率浄土とされる。

弥勒はここに在して修行と説法をしながら、閻浮提(えんぶだい)に下生成仏する時が至るのを待っている。

 

弥勒が出現するのは、釈迦の入滅後567千万年後とされているが、この気の遠くなる年数は、弥勒の兜卒天での寿命が4000年であり、兜卒天の1日は地上の400年に相当するのだという説から、現世に出現するまでにかかることを計算したことに由来する。

 

救世主の出現は、果たしてあるのだろうか?現れて衆生を救済されんことを願う。

 

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傍から見て、さして一所懸命ではなさそうに見えるのに、やることなすこと巧くいってしまう人というのが確かに居ます。

努力は大事ですが、物事が成功するとき、自分の力だけではないものが働いていることを否定できる人はいないと思います。いわゆる運といわれるものの加護のことです。

 

自分は才能・能力をもっていて努力も人一倍して頑張っているのに、いまいち正当な成果が得られていないと思っているとしたら、何故そんな境遇のままなのでしょう?

自分一人だけではなんともならないものが現にあるのに気付かないか、気づいてもそのように動かないからではないでしょうか。

 

 

 

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