炊飯器などというものが無い時代、ご飯はお釜で炊いたものでした。
母親から教わったご飯の炊き方というのが「始めちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋とるな、三尺下がって猫の居眠り」というものでした。
炊き始めから強火にしないのは、米に水が浸透するまではそっと炊き、蓋から湯気が出てきて釜の中が温まったら強火にして一気に炊き上げる。
耳で聞いていて炊きあがった音がしても、すぐに蓋を取らないで、しばらく蒸らすということです。
キャンプなどに出かけ、鍋や飯盒でご飯を炊くときには、このやり方が生きてきます。
自分で火を燃やして炊いたご飯は、美味しいものです。
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