物事には全て根拠というものは無く、決めるのは理性であるとするのが、一口で言ってみれば左翼思想。だから、歴史だって簡単に否定することができる。
善悪にも根拠はなく、極端な言い方をすれば、殺人だってどうしていけないのか?という例だってある。
でも、自分が殺されるのは嫌でしょう?という質問はなりたたない。自分は殺されてもいいから人を殺したら駄目か?ということになる。
根拠がないから、全て否定してもよいということにはならない。
理性というのは大事だと思うけれど、絶対的に言いきってしまえるような理性というのはあるかどうかわからないからです。
一方、保守というのは、絶対的根拠と言うものはないことを前提にして、伝統ということを重んじる。伝統というのは長い間に醸し出され定着しているからです。
でも、それが伝統であるかどうか判断するのは、これも理性。
自分の言うことが絶対であるとするような理性というのがあるのかどうか、難しいことです。
であれば、決めつけないことが大事だとおもうのですが・・・
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