2014年12月13日土曜日

死後の審判は七日ごとに違う大王によって行われる


死後の審判を下す王は、閻魔様だけではなくて沢山居ます。

死者の生前の善悪を記した「閻魔帳」をもとに、裁判を行う閻魔大王はよく知られています。

 

しかし死後の裁判は閻魔大王だけが行うのではなくて、初七日には秦広王(しんこうおう)が、二十七日(ふたなのか)には初江王(しょこうおう)が、三十七日(みなのか)には宋帝王(そうていおう)が、四十七日(よなのか)には五官王(ごかんおう)が、五十七日(いつなのか)には閻魔大王が、六十七日(むなのか)には変生王(へんじょうおう)が、七十七日(なななのか)には泰山王(たいせんおう)によって行われる。

四十九日で六道のどこに送られるかが決まるが、百箇日に平等王、一周忌に都市王(ずしおう)、三回忌の五道転輪王によって再審が行われる。

 

おちおち死んではいられません。裁判が続くから大変なのです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿