2014年12月14日日曜日

大雑把に分ける小乗と大乗の違い


小乗仏教と大乗仏教があるのは、割と誰でも知っています。

仏教の目的とは、つまるところ現世煩悩の世界(此岸)から悟りの世界(彼岸)への渡り方を教えるものだと思います。

小乗・大乗の乗とは、彼岸へ渡る時の乗り物(教え)を意味します。

 

小乗は小さな乗り物、即ち出家した者だけ悟ることができるというものですが、そもそも多くの衆生を救うのが仏教であるということで、釈迦の入滅後数百年の後に生まれたのが大乗仏教。

 

出家・在家の如何にかかわらず、いかに修行しても現世で仏になることは叶わないのだから、ひたすら仏の慈悲に縋って彼岸に達する道を探そうということで生まれた。大雑把に言えば、そんなところかと思います。

 

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