2014年12月24日水曜日

サンタが誰か解るまで


息子がまだ小学生の低学年だったころ、学校から帰ってくるなり聞かれました。

「サンタさんって本当はいないんだって?プレゼントを枕元に置くのはお父さんやお母さんなんだって。」みんなに言われたんだけどと。

いずれ解るときが来るのは仕方ないにしても、いま子供の夢を壊すこともないだろうと思って、こう言いました。

「良い子の所にはサンタさんがやって来るけれど、悪い子のところには来てくれないんだよ。それでは可哀そうだと思って、代わりにお父さんかお母さんがプレゼントするところもあるんだよ。」と。

朝早くに起きた息子が、プレゼントを抱えて見せにきたときの笑顔は、今も忘れられません。

育つにつれて憎まれ口を叩くようになり、今では親に意見するようになりました。

 

サンタクロースは、3世紀の後半から4世紀にかけてトルコに実在したという司教の聖ニコラス(セイントニコラウス)という人物から来ている名前なのだといわれます。

聖ニコラスが、貧しくて娘を嫁に出せない家があるのを知って、なんとかしてあげようと思い、その家の窓に金貨を投げいれたことにより、この金貨を使うことで娘は嫁に行くことができました。

なんと、投げ入れたこの金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下に入ったことから、吊るした靴下にプレゼントを入れる風習がその後できたのだいわれます。

「聖ニコラス」が、オランダ語読みでは「シンタクロース」であるところから、「サンタクロース」となって伝わった。

 

 

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