2014年12月29日月曜日

まだ文句を言いたいらしいが


聞くともなくラジオを聞いていました。

今頃になっても、衆議院選挙の結果が自分の思惑と違った結果になったことが悔しいらしく、投票率が51パーセントくらいなんだから、政権が信任されたのだとは言えないとかいって息巻いていました。

自由に意見を言える国であることはいいにしても、選挙に行かなかった人のことを、かなり悪しざまに言っておりました。

国民の権利であり義務であるから、選挙権は行使した方が良いにきまっています。

しかし、投票しなかった人の大半は、結果について白紙委任したのだと思います。民主主義なのだから、結果が出たらそれに従いますということ。それくらい世情は安定しているということかもしれないのです。

 

次に、何も考えていない無責任な若者のことを責め立てていましたが、なめたらいけません。若者たちは感覚的に優れていますし、よく考えています。この人たちがもし選挙に行っていたとしても、確率で考えて大幅に結果が変るとはとても思えません。

甚だしきは、全野党の得票数の方が与党の得票数より多いのだというのも、説得力に欠ける。

そんなのは、政党数が多いのだから、数学で考えなくても当たり前のこと。

 

要は、政権を交代すべきかどうかをどう考えるのかということであって、数年前に経験したことです。国を任せられるかどうかということです。

権力者を批判しても、名誉棄損で引っ張られることはないし、政策についても自由に物申せるのだから、情勢はいつだって変り得る。

 

選挙に700億円?ものお金を無駄に使ったというが、選挙の費用が無駄なのだろうか?選挙があるから、国民の意識がたかまり意見が表面化するし、無茶はできないという状況も作り出せる。

議席数が減るので心配したらしいが、増やした政党だって現にある。

 

選挙をすることで、副次的には経済の波及効果だってありそうに思えます。

 

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