2015年3月11日水曜日

額に汗して働くのは馬鹿らしいのか?


上位1%の超富裕層というのを聞くと、広大な邸宅に住み、プライベート・ジェット機や豪華なヨットを持つような大富豪を想像します。

米国や石油王国など諸外国の場合には、あながちウソではないのであろうが、日本の場合は、だいぶ様子が異なるのではないだろうか。そんな金持ちは見たことがありません。

 

 最近、日本は米国並みに格差が拡大しているといわれていますが、上の人がたくさん稼いでいるのではなく、所得が低い人が急増しているという「下方向への格差」だということなのではないだろうか。
 トップ5%に入る富裕層が、身近にいる公務員だというのは、社会が平等である証拠と見ることもできもできるが、違和感も覚える。

国民からの税金で生活する人が富裕層というのでは、納めていて貧しい側が納得しがたい。


 せっかくピケティがブームになっっているのを機会に、日本国内の格差はどこに問題があるのか、どのように調整していくのが良いのか、あらためて考え直してみるのもよいかもしれません。

努力して富を築いた人だっているから、そういう努力が馬鹿らしいことではなく報われるのだということでないと、活力が削がれることもあるから、バランスは大事だと思うが・・・

 

0 件のコメント:

コメントを投稿