桜といえばその代名詞のようなソメイヨシノは、その起源に従来から様々な説があります。
最近の遺伝子解析による研究の結果によると、ソメイヨシノの起源はエドヒガンザクラ(母種)とオオシマザクラ(父種)の交配によって、生まれたものであるということがわかっているのだといいます。
しかも、ソメイヨシノという栽培品種は、自然に増えることができないのだという。
即ち、種子で増やすと親の形質を子に伝えることができないため、ソメイヨシノの優れた形質を残しつつ増やす方法は、接木もしくは挿し木などの栄養繁殖の方法をとるしかない。
結果てきには、クローンとなってしまうということになる。
接木などで増殖する等、人の手を介さないと生存することが出来ない品種だから、百年も放置しておくと、ソメイヨシノはこの世からなくなってしまうのだという。
例によって、何にでも起源説を唱えたい国が、済州島に自生していると騒いでいるようだが、栽培種が上記のような理由からも、自生して増えるわけもない。
別の品種か、ほかの理由があると思えてならない。
それより何より、花を愛でる国民性がどうであるかは、世界の人たちがわかっていることです。
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