ひとを好きになれない人が、人から好かれるわけがない。誰かを大事にしない人は、誰からも大事にされない。それは極めて解りやすいことであります。
3・11の東日本大震災の後、「何が大事だと思いますか?」というTVの取材質問に対し、「家族です。」と答えている子供たちが多かったことが、今も鮮明な印象として残っています。
家族が好きで大事だという気持が、人を大事にするということの出発点だと思います。
自分を好きだと思ってくれる人には、何でもしてあげたくなる。
思いやりの気持ちが、あの驚異的な助け合いの行動に現れたのではなかろうか。
そして今、忘れかけていた絆というものが、改めて見直され強まってきているように思います。
人の運命に大きな影響を与えるツキというものも、案外こんなところに気づけるかどうかによるものだと思われてなりません。
自分が今あるのは、親がいて、そしてその先祖がいたからだということに意識が向くことは少ないが、人と人のつながりの原点であることに疑いはありません。
決意を新たにするとき、人は先ず身の回りを綺麗にしようとします。
そんなことが端緒となって、進む先が開けてくる。
お彼岸を機会にご先祖のお墓参りをしてみてはいかがでしょうか。
きっと、そこを綺麗にしたくなると思います。
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