2015年8月23日日曜日

上手く行かないのは、自分の内心の想念が阻害しているのだという

人は、「大いなる意思をもった偉大な存在」が別れてできたものであるから、気づきさえすれば、互いに争うことなく、思ったこと望むことを、何事であれ実現する能力を芯の「我」という領域に持っているのだという。

その、内なる神とでもいうべき領域(潜在意識)は、もともとが一つのものであったのだから、自分も他人も区別しない。
思ったことをそのまま具現化できるといわれてはいるが、なかなかそうはいかない。
この領域に繋がるためには、過去世から現代にいたる誤まてる想念を清浄化し消し去らねばならないのであり、人はそのために生まれてくる。

この世の中のあらゆる苦悩は、それらの誤まてる想念を気づかせる為に現れるのであるから、現れた以上消える筈のものなのだが、消し去るための方法を修得できないから、改めて掴みなおしてしまいかねない。
それを消し去ることが、何事をも可能にする内なる神に通ずる道なのである。

最悪は、恨み言や復讐心を頑なにいつまでも抱き続けることであるから、それが苦悩として現れているのだと気づいたら、「復讐はもう終わった」と宣言し、「許せないけれど許す」と小声で言って解放してしまうのが良い。
拘りを捨ててしまえば、業は消えて行く。

どちらかというと、他人を許すのは簡単であるが、自分を許すのは難しい。
人は、今更取り返しようもないのだけれど、後悔することを沢山抱えていて、それが自らを責めさいなむことがらが多い。いつまでも捉われて自らの魂を傷つける。

それを消すのには、現れているこれは、手前勝手なこととは違うと思い決めて、「こういうことは再び繰り返さない」と自らに宣言し「禊はもう終わった」と小声で言ってそれらを解放し、新たな自分として出直すことである。

自分を許し他人を許し、自分を愛し他人を愛すことができるようになることが、今生に生れ出た意味なのだと知ることから全ては始まる。

潜在意識は変化を望まないのだというから、自分を制限してしまっているのは自分自身。
人は自分が思った通りの者になるという所以でもあります。


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