2015年8月8日土曜日

ポジティブ・ネガティブ 言葉の使い方の比率を越えると

人間関係を構築するのは難しい。
ワシントン大学の名誉教授で、人間関係の研究で有名なジョン・ゴットマン博士の唱える「ゴットマン比率」というのがあるという。
博士は、ネガティブなこととポジティブなことを言う比率がある一定を超えると、人間関係が壊れやすいと言う。
この比率を指して「ゴットマン比率」というのだそうだが、その比率は関係性によって異なり、その詳細は以下のとおりです。
(ポ=ポジティブな言葉  ネ=ネガティブな言葉)
1・親子…ポ3:ネ1
2.上司と部下…ポ4:ネ1
3.夫婦や恋人…ポ5:ネ1
4.友人…ポ8:ネ1
5.スポーツクラブのコーチと教え子…ポ10:ネ1
6.店の従業員と客…ポ20:ネ1

親子なら3回ほめていれば1回叱っても関係に亀裂は発生しないという見方です。上司から認めてくれる発言が4つあれば、1つの注意も素直に聞けるといったところでしょう。夫婦や恋人同士は51。日頃相手をほめ、感謝を伝えていないと別離の危険性が高まってしまいます。

ネガティブなことを伝えなければいけない状況は仕事でもプライベートでも避けては通れません。普段から相手を尊重し、長所を見付けてほめる、感謝を述べるといった“ポジティブキャンペーン”こそが素敵な人間関係形成への近道だということです。


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