2015年8月21日金曜日

職のプロが育つ国でないと

日本では、その道のプロのことを職人と呼び、技術や芸は尊敬されてきた土壌があります。

職人は、自分の携わる職についての専門知識を備えていることは勿論、立ち居振る舞い、仕事ぶり、ものの言い方、その動作作法に至るまで、自己を高める努力を誰が見ていなくても積み重ねて、文化と言える域にまで達した。

それらは自他ともに認めあい、殊に旦那衆と呼ばれる人たちの庇護が厚かったこともあづかって大きい。

現在でいえば、オタクと呼ばれる人たちも、観点を変えれば尊敬の対象たりうるから、軽く扱わない方が良いと思う。
プロ意識と言えるほどの真剣さが凄いのである。ひとつのことを突き詰めると、奥が深い。

世界を見渡してみると、職人が尊敬の対象になる国は、工業・産業の発展しているようです。

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