2015年8月5日水曜日

台風が来る度に思うこと

万やむを得ないのではあるが、昔は家を建てなかったようなところにも、それを建てなければならない現実がある。台風の季節を迎える頃になると、災害が少なくてすむように祈らずにはいられません。

風水に四神というのがある。建造物のための土地などは、四神相応の地というのが良いのは、理屈が通っている。水はけや日当たりがよく、交通の便も優れた場所といえる。
北が小高く、南が開けた海や湖、東に川が流れていて、西に広い道が有る。都や城、神社仏閣はそういう場所を選んで作った。
四神とは、天の四方を司る聖獣、青竜・白虎・朱雀・玄武といわれるもの。

「玄武」。陰陽五行説で玄とは黒の色とされる。玄武は北方を守護し、亀の姿であるとされる。
脚の長い亀であり甲羅に蛇が巻き付いている、というのが一般的な姿の特徴である。
玄武は他の四神と違い、その姿となる神獣の名が入っていないが、「武」を分解すると『矛』と『止』になり、矛を止めるもの即ち亀の甲羅であることをもって、その姿を表したとされる。

「朱雀」。五行説では火に対応し南方を守護する。青春・朱夏・白秋・玄冬という熟語がある通り、夏の季節を司るとされる。
冠を被った鳳凰の形をした美しい鳥として表され、南を守る。
その姿から海や湖、水田などの平らな水面に例えられる。

「青竜」。その姿は、青い龍としてあらわされるが、そもそもは青ではなく、五行における木気を意味する緑(蒼)であるとされ、指が四本とされる。 守る法学は東であり、河川に潜むとされる。

「白虎」。五行説で白は西方を意味することから、西を守る白い虎として表される。


0 件のコメント:

コメントを投稿