2015年10月17日土曜日

歴史事実の評価が違い過ぎていないだろうか

日本は、植民地政策によりK国から簒奪したものが多いから、何を要求しても良いのだと彼の国では信じ込んでいるらしい書き込みがあるのを目にする。
本当にそうなのだろうか?

K国の王朝文化ドラマをTVで見ていて、煌びやかな文化があったのだと思わされていたけれど、日本が統治する前の写真などはネット上にいくらでもあるから気づいたのだが、染料などは高くて買えないから、首都の住民といえど、白い粗末な汚れた衣服をまとい、粗末な藁ぶきの今にも壊れそうな家に住み、狭くて不潔な道路にたむろしているのを目にすると、時代考証が誤っている画面をみていれば、誤った認識が定着する。この国の何が豊かだったと言い張るのか不思議でならない。

陸続きで、その気になれば征服できたであろう朝鮮を、中国の歴代王朝は、属国として朝貢をさせはしたが占領はしなかった。
風水的にみて、それが良くないからだったとか、貧しい国にそれ程の価値を認めていなかったからだとか言われる。
ロシアが朝鮮半島に南下しようとしたのは、海に出ることが目的であったという。
そのことが日露戦争の原因となった。
搾取することができないのに併合して、その地を豊かにしようと励んだのは安全保障の側面が強かったのだと思える。

口を開けば、私の先祖は両班だったというが、両班はたったの7.6パーセント、奴隷階級の奴婢41.2パーセント、識字率は3パーセントくらいの国であったのが事実。
歴史を正しくにんしきするのならそうなる。
(その頃の日本の識字率は70パーセントを超えていた)

がんじがらめだった身分制度を廃し、教育に力を入れ、農業の生産性を上げ(そのことで人口は倍に増えた)、社会資本を整備し、本国の北海道に優先して開発のために資本を投下したのが事実であろう。簒奪どころか投入したものの方が多い。(資料は、これもネットで探せばいくらでも出てくる。漢字文化を捨てたから調べようもないし、知りようもないということなのか?)

その当時の東南アジア諸国が西欧列強の植民地として如何に悲惨であったか、現在でもウクライナやチベットがどのような状況下にあるか、冷静に比較衡量したら悪口ばかりを言っていられないのが、現実的な正しい歴史認識ではないのか?
歴史にifということはないが、もし日韓併合ということがなかったとしたら、彼の国はかなり高い確率で共産主義国となっていたあろうし、現在に至るも独立国になり得ていたかどうかはかなり疑わしい。日本憎しばかりを言っていたら、将来を誤ることになるとは、誰一人考えないのだろうか?

戦後のK国建国時に、反日政策をとることで国を纏めなくてはならなかったことについては理解できなくもないが、いつまでもそれを続けていたのでは友好国として共に発展する方向付けはできないであろうと危惧する。感情的対立を煽るのは双方にとって不幸だと思う。

日本人は、私もつい最近までそうであったように、大方の人は仲良くしようと思っていた。それなのに反日ばかり煽るから、日本の若者たちがいろいろ事実関係を調べて、実情を知るようになったのではないだろうか。殆どの人は知らないでいることが多いが、知っていた方が良いことは多い。


自国民が自国民のことをヘル朝鮮と卑下して嘆く原因はどこにあるのか?本心ではそろそろ解ってきているのではないだろうか?

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