2015年10月28日水曜日

真面目に勉強しても成績があがらないとしたら

真面目に勉強しているのに成績に結果が出せない。子供でも持っていたら他人事ではなく心配になる。
試験で点数がとれれば良いというものではないにしても、点数は一つの目安です。
努力の割に結果が出にくい勉強法というのはある。
「暗記する勉強法は身にならない」「暗記では応用力が身につかない」と、よく言われますが、そうでしょうか?暗記は勉強の基本です。
丸暗記をするのならそうかも知れませんが、記憶すると言う風に置き換えて考えたらどうでしょう?
人からいわれるままに、暗記否定型がやりがちな結果の出にくい勉強法というのはある。
教科書や参考書を読み込み、何となく「流れ」のみをつかんで満足する(歴史)
長文読解/会話/リスニング問題に極端に偏るため、単語力・構文が弱い(英語)
多数の問題集に手を出し、主に応用問題に取り組む(数学)
まとめノートを作り、それをしたことで満足してしまう(全教科)
反復練習をせず、次々に新しい課題に取り組む(全教科)
これらが決して全て間違いではないのですが、覚えようとしないところが問題なのです。
勉強をしたことで、覚えた気になっているのと、本当に覚えたのとは別です。
英語においては、単語力が弱いのは致命的です。数学は反復学習でパターンを覚えてしまうのが一番得点につながります。暗記なくしてテストで点数をとることはできない。
理解したら記憶するということに意識を持っていかないと、実力はつかない。
声に出しながら覚える
何かと関連させて覚える
覚えられなくても全体を何度も反復する
寝る前に、覚えたことを反復する
一度覚えたと思ったことでも、何度も反復することで記憶に定着するのです。手間がかかって大変そうですが、一定の量の記憶がたまると、それから先は関連付けが容易になって、効率よく身に付くようです。


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