2015年10月19日月曜日

国と国民と参政権

国家(State) とは、諸説はあろうが、一定の域(領土)があり、そこに国民(Peopleが住み、排他的な統治権を有する政治的共同体のことであると言えると思います。

国境という境界線をもって他国と区別することから、領土問題というのはあるにしても、
領土ということについてはまあ解り易い。

では、国民ということになるとどうなるのだろうか?

帰化したら別であるが、他国籍を有したままそこに住んでいるという人も含めて国民と呼べるであろうか?
主権国家として排他的な統治権を有する政治的共同体であるとしたら、そこに住んでいるというだけで、他国の利益を優先する外国人が反国家的活動を自由にできる状態では、彼らも国民であるとするのは国としての安定性を欠くのではないか?

これは(国民とは違うとすること)、差別とは違うと思うのだが、外国人に参政権を与えるということとの間にどのような整合性をもっているのかが解らない。
永住してこの地で税金も納めて暮らしているからというのであれば、いっそのこと帰化して、住んでいる国を愛し守るという選択をすることにすれば良いと思うのだが、それは難しいのであろうか?

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