2016年6月22日水曜日

対抗できないと見透かされている?

尖閣諸島の領海に、中国の軍船が侵入したのだというが、これを排除する適当な対策が講じられているとは思えない。
このあたりは漁業資源が豊富だというけれど、石垣島からの漁民がここで安全に漁ができないという現実が報じられることはまず無いし、問題がニュースとして提起されることも、まず見たことがない。

尖閣諸島が日本固有の領土であることは、国際的に疑いのない事実でありましょう。
尖閣諸島の海底に資源があるということがわかるまで、中国が領有権を主張することはなかったことは、中国の文献にもそこが日本領であるとしていた事実が厳然としてあるから、土台無理な話である。
だから、何とかするには、ここに領土問題があることにしたいというのが狙いであると解釈するのが適当なのだと思える。
即ち、ここに紛争を起こしたいということにほかならない。

日本は法治国家であり、憲法上、国ができることは限られていると見越して挑発を繰り返し、何とかきっかけを作ろうとしているのだとしか思えない。

竹島や北方領土に領土問題があるというのとは、根本的に違うのだということは知っておいた方が良い。
C国もK国も、法はあっても人治国家というに等しいから、そこらへんも留意しておく必要がある。

日本国憲法 第9
1.     日本国民は、正義と秩序を基調とする平和実に希し、権の発動たる戦争と、武による威嚇又は武の行使は、際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.     前項の的を達するため、陸軍その他の戦は、これを保持しない。の交戦権は、これを認めない。
日本は、憲法に縛られて何もできないだろうと、たかをくくられているということなのかも知れないのではなかろうか。
集団的自衛権も良いが、それよりも9条第2項の後段「の交戦権は、これを認めない。」を削除してしまった方が、よっぽど抑止力となるのではなかろうか?
彼らの方が、日本人より日本国憲法を研究しているようです。


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